来訪者
前方を神々しい光で照らしながら颯爽と進むその物体は建物のすぐ隣で停止した。
『こんな時間に何かしら?』スタッフはそうつぶやいた。
細長い2本の腕を巧みに操りながら見たこともない二人はいともたやすくドアをやぶりこう叫んだ。
『シャンプーお願いしまーす』
・・・・・・・・・・その時みんなは、ハッと身が引き締まって心の中でこう叫んだ。
『お客様だ!!!!!!!!』
そう、彼らこそ名古屋から一恵さんを尋ねてきた来訪者だったのである!!
幸せそうな二人でこっちが赤くなって『これは、リンゴ病ですね』と誤診をうけるところでした。
またんめんそーれ